「脱毛」という現象は、髪が勝手に抜けるのではなく、必ず体からの「抜けろ」という指令に従って抜けています。
これが「脱毛指令」です。
頭皮の汚れやストレスなどは、毛根付近の細胞が「脱毛指令」を出す引き金となり、また、男性ホルモンは「脱毛指令」の先陣です。
ところが、これらの指令は髪に届けるためには何種類かの伝令が必要なのです。この伝令が「情報伝達物質」と呼ばれるものです。
「脱毛指令」の情報伝達物質としては、「TGF-β」や、「FGF-5」があります。
しかし、髪の毛の科学は複雑です。これまでに、「脱毛指令」はさまざまな原因で発生し、込み入った伝令ネットワークを通過して、ようやく髪の毛に伝達されることが分かっています。指令が髪に近づくにつれ、ルートは集約され、多くの伝令は情報をTGF-βへ伝達します。
そしてTGF-βから指令を受け継ぐ物質は唯一FGF-5のみとなります。即ちFGF-5が最後の「脱毛指令」情報伝達物質なのです。
|
|